プチセレビューティー

プチセレビューティー:美容ブロガー・ミリィによるプチセレブ気分になれる女子力アップ・美アイテム紹介♪

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八日目の蝉@Amazonプライムビデオ☆

      2016/07/31

プチセレ度:★★★★★



今や我が家の生活に無くてはならないモノのひとつ…
それは、Amazonプライム!
もう、本当にちょっとしたものでもAmazonでポチッとして、頼むタイミング次第では、送料も無料でその日のうちに届けてくれる…というすごいサービスなんですが、それ以外にもAmazonプライムビデオはほんとうに使いすぎというくらい使っているので、年会費3,900円でいいのか逆に申し訳なくなるレベルです。
…で、先日今更ですが八日目の蝉を観ました。
八日目の蝉、プライムビデオなら無料で見られます。
amazonprimevideo

以下、ネタバレとかある内容も含みますので、ご注意ください。

八日目の蝉 Amazonプライムビデオ視聴感想

079八日目の蝉

原作・角田光代さんで、2011年井上真央ちゃん主演で映画が公開、第35回日本アカデミー賞で10冠をとった話題作なので、観たことのある方も大勢いるとは思います。
アタシはなんとなく行きそびれてしまい、結局観ないままだったんですけれど、先日金曜ロードショーでやっていたなぁ…と思ってAmazonプライムビデオをちらっとみたら、視聴できたので軽いノリで観たんですよ。
…もう、色々な意味で心に残るものが多すぎて、数日このことばかり考えてしまったし、観た夜は眠れなくなるほど色々ともんもんした気分になってしまいました…

ストーリーは、野々宮希和子(永作博美)が、不倫した相手の間にできた赤ちゃんを中絶したことにより、子宮が癒着して二度と子供が産めない体質になってしまった…ということによって起こる事件から始まります。
不倫相手は希和子に妻と別れると何度も言いながらも妻との間に子供が授かり、希和子とも別れて普通に生活しています。
子供が産めなくなった希和子は、不倫相手とその妻の子供がどんな子か、ひと目見ようとそっと家に立ち入るんですが、衝動的に子供を連れ去って逃げてしまいます。
希和子はその子(恵理菜)を薫と呼び、自分が育てる決意をしながら、変な女性だけの宗教団体・エンゼルホームというところに入ったり、小豆島のキレイな自然の中でそっと暮らしていたりします。
ところがあるとき、小豆島であったお祭りで、アマチュアカメラマンがとった1枚の写真が全国紙のフォトコンテストで佳作をとってしまうことで希和子たちの居場所がバレて捕まってしまいます。
恵理菜4歳の時のことでした。
映画は、恵理菜が大人になって、バイト先で知り合った既婚者と不倫をしていたところと並列で進みます。
それ以外にも、希和子の裁判シーンもちょいちょい間に挟まれます。
恵理菜は、警察に保護され実の両親と会ったところが大々的に報道されたことにより、ずっとそのことを指さされながら生活してきたので、社会になかなか適応できず、それだけでなく両親の仲もずっとギクシャクしているので家庭の中でもなかなかうまく行かずに育ちました。
大学進学時に一人暮らしをしていたのですが、千草(小池栄子)というフリーライターに出会います。
彼女はエンゼルホームのことを本にしてほぼ自費出版しているそうですが、今度はもっと掘り下げて大手出版社から発売をしようとして新たに取材をしているとのこと。
恵理菜にその時のことを取材させてほしいと言ってくるのですが、恵理菜は覚えていないし聞かれるのも嫌。
ただ、なんとなく千草と気が合い千草を受け入れます。
実は千草はエンゼルホームで姉妹のように育ったマロンという子だったんですが、恵理菜は当然覚えていません。
その頃、恵理菜が不倫相手との間の子を妊娠したことが分かりました。
恵理菜はどうしていいのかわからず、千草と取材旅行と題して、自分の小さな頃の失われていた記憶の場所に行くことにします…
というのが大筋。

女性が主役で、出てくる男性陣はほんとうに存在感が殆ど無く女性の性とか波打つ心とかそういう心情的な部分で観る側の心を揺らされるストーリーです。
多分、子供がいなかったらここまで考えるような映画ではなかったと思うし、希和子の方にばかり感情移入してしまうと思うし、恵理菜には希和子とまた出会って感動の対面を果たしてほしいとか思っちゃっていたんじゃないかなぁ…とも思うんです。(そういう気持ちが全く無いわけではないんです、今のアタシも)
でも、もし自分の子供がこんな形で誘拐されていたら…と思うと、もうどーにもこーにももやもやした気持ちになって、希和子に感情移入しきれなくなるんですよね。
希和子がしたことは誰がどうみても間違いなく犯罪ですし、それによってどれだけ大変な思いをしたかもしれないけれどどれも自業自得でしかないんです。
生後6ヶ月から4歳になるまで、実の親でなく希和子に育てられた薫(恵理菜)は、まだなにも知らない無垢な存在なので、希和子を実の母と思ってずっと生きていて、急に本当の両親が出てきても全くしらないおじさんおばさんとしか思えないですよね。
そう思われた実の母である恵津子の気持ちを考えたら、単純に誰がほんとうに可哀想とか誰が正義だとか考えられなくなってしまいます。

八日目の蝉

あまりにもやもやした気持ちが消えなかったので、原作を読もうと思って、先日東京へ行った時に行き帰りの新幹線で1冊読みました。
落ち着いて本を読める時間なんて普段なかなか取れないのですが、ちょうどいいタイミングでした。

八日目の蝉 [ 角田光代 ]

価格:637円
感想(266件)

正直、原作を読んでやっともやもやが少しマシになりました。
読んでよかった八日目の蝉。
原作だと、過去のこと(希和子が主人公の希和子目線のところ)と現在のこと(恵理菜が主人公の恵理菜目線のところで更に当時の裁判の様子も客観的に記されているところ)が2部構成のように書かれていて、感情移入しきらずに客観的な気持ちで読むことが出来ました。
気持ち的には、裁判のところがとっても心を落ち着かせられることが出来ました。
客観的に裁判の流れを記してくれていたので、かなりそこで読者であるアタシも客観的に本を読めたから…という感じなのかな。
恵理菜の母・恵津子は完全な被害者ではあるけれど、実は日常生活は結構だらしなくて夫が不倫をしても仕方ないような状況であったこととか、最後に恵理菜と千草が小豆島へ行こうとするフェリー乗り場で希和子とニアミスしていたこととか、希和子の経済状況とか、エンゼルホームの詳細とか、映画では表現できていなかった部分などが具体的にわかって、原作読んでほんと良かったです。

もう二度と観たくない映画だとは思うけれど、良作であることは間違いないです。
だって、ここまでアタシの気持ちを揺らした映画って、正直そんなにないですよ。
特に負の側面が強い映画でこれだけ考えさせられた映画、他に無いですから。

あー、でも、今の気分的にあんまり考えさせられすぎるような映画は観たくないな~。
観終わった後にいい方向にテンションあがるような映画がみたいなぁ。
プライムビデオでまた探そ。

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