プチセレビューティー

プチセレビューティー:美容ブロガー・ミリィによるプチセレブ気分になれる女子力アップ・美アイテム紹介♪

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最近シャンプーについて思うこと

   

プチセレ度:



スキンケアは色々と試してみたい方なんですが、シャンプーは正直肌以上にこだわりを持って色々と選んでいました。
でも、ちょっと色々と浮気をしたい…というか、モニターで色々な製品をいただいたりもしたので、しばらく色々なものを試していました。
…そして実感したことをちょっと綴りたいと思います。

肌質以上に髪質は千差万別。自分に合うものに出会いにくい…

アタシの髪のスペックですが、コシのないフニャフニャの猫毛、量は普通~少なめ、1本1本は細めで元々色素薄め…という具合です。
また、遺伝的な要素が強いのですが、白髪が結構多めです。
カラー入れているんで普段は分かりませんが。
母も父も兄もアタシも、20代から白髪に悩まされた人たち、その分薄毛には皆なってないです。

最近ふと思ったんですが、スキンケアの種類って、乾燥か脂性か…で分類されることが多いじゃないですか。
多くて混合肌、敏感肌…という分類が増えるくらい。
でも、ヘアカタログとか見ていると、髪の毛って本当にたくさんの分類があると思いませんか?
髪の量→多い・普通・少ない
髪の太さ→太い・普通・細い
髪質→硬い・普通・柔らかい
髪の癖→強い・少しある・無し
…みたいな。
少なくとも、これだけで81通りに髪の分類ができるわけですよ。
更に髪の色とかその時の傷み具合とか、頭皮の状態とか、もういい出したらキリがないくらいの分類になってきます。
ほら、髪の毛って、肌質よりも断然分類的に多いでしょう!(笑)
更に仕上がりの好みなんて入れたら……とんでもないでしょ。
これだけ色々な髪質の人がいたら、合うシャンプー合わないシャンプーに差が出て当たり前だと思うんですよね。
他の人が良いと言ったからといって、自分に合うなんてことはほぼ無い!と言っても過言ではないくらい無いんじゃないかと思い出しました。

シャンプー解析の意味ってどれくらいあるんでしょうか

化粧品にしてもヘアケア商品にしても、成分を見るのがもう癖みたいになっていてついつい見てしまいます。
わからない成分は即ググる。
もうほんとに癖ですね、コレは。
そうやって検索してみるとシャンプー解析のサイトにぶち当たることがよくあります。
シャンプー解析…
その成分表示から、いい成分・悪い成分をチェックして総合的にシャンプーを点数化しているようなサイトです。
アタシも以前よくこういったサイトを見ていました。

こういったサイトはほぼ一律に、
○シリコンが入っていたらアウト。
○ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naなどの合成界面活性剤が入っていたらアウト
○パラベンとかの防腐剤はアウト
…などといったことが謳われています。

シャンプーにシリコンがだめな理由

シリコンが嫌われるようになった理由は、発売当初からすごいCMを打って一気に知名度を上げたあの某シャンプーが出てからです。
シリコンたっぷりはいっていたことにより、成分を気にする人たち(主に美容師さんたち)からシリコンアウト!といった声が高々と上がるようになったことがキッカケだったと思います。
シリコンは、髪の表面を覆って、髪に艶を出したり、紫外線などの外的なストレスから髪を守ってくれる成分です。
ただ、それが剥がれ落ちる時にキューティクルを一緒に落としたり、地肌につくと毛穴に詰まって髪の生育が悪くなったりすると言われています。
もう何年も、シリコンは悪!みたいな風潮がありますが、そんな今でもシリコン入りのシャンプーが発売されるのは何故でしょう。

『地肌についたら毛穴に詰まる』…といいますが、シャンプーだけでなく化粧品には山ほどシリコン入りがあります。
特に日焼け止めやファンデーションなどにはよく入っています。
どうして化粧品のシリコンは文句言われないのに、シャンプーばかり文句言われるの?ってとこなんですよね。

洗顔やクレンジングにはシリコン入りはアタシの知る限りではありません。
シャンプーって、顔のスキンケアでいうところの洗顔やクレンジング的な意味合いがありますよね?
ということは、洗浄成分が入っているシャンプーに、シリコンは入っていてもどうせ落ちちゃう無駄なものなんじゃない?というのがアタシ的な結論です。
あ、インバスのコンディショナーやトリートメントは、洗浄成分が入っているわけではないので、流してからもそれなりに髪の表面をコーティングするという意味があるからシリコンの影響は出ると思います。
髪の毛を紫外線などの外的ストレスから守るという意味でも、シリコンは活躍してくれるので絶対悪ではない成分だと思っています。

合成界面活性剤はホントに悪いのか

成分表示を見ると、よく見かけるラウレス硫酸Naとかラウリル硫酸Naという洗浄成分。
これはいわゆる合成界面活性剤で、洗浄力が強いため、脱脂力が強く良くない…と言われています。
中性洗剤にも多く含まれるものなので、食器洗いなどの後に手がバリバリになるのはそのせいとも言えます。
シャンプー解析のサイトとかを見ると、もうこの手の洗浄剤は悪そのもの!みたいな書き方をされていますよね。
これだけ言われちゃっているのに、どうして様々なシャンプーがこの手の洗浄剤を使うのか…といったら、ひとつは安いから。
他の洗浄剤に比べてダントツに原価が安いからつかうっていうのが一番なんでしょう。
プラスの面でいったら、脂性肌で髪の毛も常にべたつきやすい…という人は、これくらい洗浄力が強いほうがいい場合もあります。
あと、ヘアセットをする人。
スプレーやワックスなどはコレくらい洗浄力が強いものじゃないと落ちないこともあるので、そういった汚れを溜め込むよりはしっかり落としちゃったほうが断然いいです。
こういった合成界面活性剤が必ずしも悪ではない…ということは知っていったほうがいいんじゃないでしょうか。
ただ、アタシのような髪には全く合いません。
この手の洗浄剤を使うと、頭皮が乾燥して痒くなるし、髪の艶もどんどんなくなっていくのでホントに使えません。
洗浄力が強いやつはホント無理。
石鹸系の洗浄剤も無理です。
こういった洗浄剤は、髪の毛が太くコシがあってちょっとしたことじゃ痛みにくい人向けの洗浄剤でしょう。

世界的には認可されていない国もあるのに何故パラベンは使われ続けるか

シャンプーに限らず、パラベンフリーっていう言葉はちょっと安心する因子になりますよね。
パラベンって何?というと防腐剤の一種です。
どうしてパラベンが嫌われるか…というと、アレルギー症状を出す可能性があると言われているからです。
ヨーロッパ諸国などはパラベンの使用は禁止しているところもあるくらい、世界的には嫌われている成分だったりします。
では何故日本ではパラベンを使い続けるのか…というと、毒性を発揮するだけの量を使っていないからです。
パラベンはごく少量でも防腐剤としての力を発揮します。
他にもアルコール各種やオイル系などが防腐剤として使われますが、アルコールでアレルギーが出たり乾燥する人もいるし、オイル系はコストがかかるし他の成分と交わりにくかったりするし…ということで、パラベンが選択されるケースが多いようです。
美容有効成分を多く入れるほど、製品が傷みやすくなるので、防腐剤は必須。
特にシャンプーは湿度が高く傷みやすい浴室に置くため、防腐剤が絶対必須です。
背に腹は代えられない…といった具合でパラベンが選ばれるのでしょう。
まぁ、正直食品にも実はいっぱい使われている成分なので、シャンプーや化粧品だけパラベンフリーを意識しても、知らず知らずのうちに体内に入っている可能性があるから今更パラベンフリーって言っても…ってカンジなのかもですね。

成分だけではわからない使用感がそこにある

実は、先日モニターしたシャンプーとコンディショナー。
成分表示を見ているだけだったら、かなり良さそうだったのでしばらく使っていました。
…ところが、半月もしたら髪の毛にツヤはなくなるし、パサツキがひどいし…という結果に。
成分しっかり見たのに!
あまりにひどかったので、以前にサンプルで貰っていた某サロン専売の有名メーカーのシャンプーとトリートメントを使ってみました。
乾かしてみたら、1回で艶が戻って髪のまとまりもいい具合に。
後から成分を見たらそのサンプルは、様々なオイルや植物エキスなどの美容成分も入っているんですが、洗浄成分はガッツリ合成界面活性剤ですし、シリコンもシャンプーからしっかり入っているし、防腐剤もパラベンだけでなくアルコール系も入っていました。
成分だけ見たら、普段のアタシなら絶対敬遠するようなシャンプーでした。
どうしてこんなマイナス要素の多い成分ばかり使っていても髪の毛の質感が良くなったんだろう…
いろいろ考えて出した結論が、成分だけでは使用量がわからない…ということでした。
たとえば、シャンプーなんて大半が水で出来ています。
アタシの髪にはいまいち合わなかったモニターでのシャンプーは、実はほぼ水で、残りのわずか数%に洗浄成分や美容成分が入っていたくらいの量の比率だったのかもしれません。
そして、成分だけ見たら絶対に使わないサンプルの方は、水は少なめで、洗浄成分はちょっとだけ、残りの部分で美容成分など…だったとしたら、後者を使って髪の毛に艶が戻った理由がわかります。
成分表示を見ただけでは分からないことがボトルの中には詰まっているのかなぁ…と改めて思いました。

結局ここに戻ってきたラテスタ LATESTA

そして、結局ここに戻ってきました、ラテスタさん。
アタシの髪の毛には最も合うと思っています。
トリートメントインでお手軽なのも良いんですよ。
プラチナナノコロイド配合で、カラーリング後の髪の表面を整えてくれたり、植物系の美容成分もたっぷりで髪と頭皮に潤いを与えてくれます。
アウトバスも使っていますが、こちらはアタシの髪に使うとボリューム感が無くなるので、ほんとに少量ずつしか使っていません。
髪を乾かす前にちょっと使って、更に乾かす時にタオルドライしながらやるとちょうど良い具合になります。

色々とこだわってシャンプーを探しましたが、やっぱりいちばん合うのはコレだったというのがよく分かりました。
また何か良いものを見つけたり、使ってみたいな~と言うものが出てこない限り、やっぱりラテスタ使い続けます。


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